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更新履歴 |
| 2008,5,31 |
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7人の弁護団 |
| 2008,5,29 |
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質疑応答 |
| 2008,5,28 |
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世界孤独少年記 |
| 2008,5,27 |
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万類の通訳者 |
| 2008,5,26 |
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大沼デタラメ短歌 |
| 2008,5,6 |
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春の埋め立て地 |
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| 7人の弁護団 | 2008,5,31 |
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DJオグマさん覚えていますかマーメイドです あれから半年経ち事態は急変しています
私の子供を殺した養母の犬の件で今裁判沙汰になっているのですが それまで有罪判決で決まりかかっていたのがここに来て突然 「犬に人を殺す権利を」と叫ぶ7人の侍弁護団が結成され、また振り出しに戻ってしまったのです。 彼らは人が人を殺してもその時の状況で「無罪」になったり「有罪」になったりするのに 何故犬が人を殺したらそのことだけで有罪にされてしまうのか合点がいかないと言うのです。 犬にもアリバイはあるし黙秘権もある、自己防衛かも知れないしと言い張るのです。 このままでは「ハル」の霊が浮かばれません。どうぞ私に良い知恵を貸し頂けるようお願いします。
DJオグマ そもそも七人というのはいただけない。ラッキー7とか言うがあれは欧米から来たものだろう。 野球の7回ないしパチンコの777全てアメリケンからの輸入だ。 日本には末広がりの八がある。八百神しかり忠犬八公しかりだ だから私は8人の弁護団なら指示するだろう。
わたしにはこれしか言えない アシカラズ |
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| 質疑応答 | 2008,5,29 |
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括町異頭名区のマーメイドさんよりお便り着ています
DJオグマさん 聞いて下さい世にも奇妙なそして悲惨な物語を 最近私達の所に赤ん坊が生まれたのです 名前は春に生まれたので「ハル」と名付けました。 「ハル」は本当に可愛い赤ん坊で名前を呼ぶとはにかみ笑顔を見せます 「ハル」の名前を呼ぶ度に私の心に永遠の桜が咲いたような気持ちになり とても幸せな日々に包まれていました。
しかし、その平和な日々がこんな風に終わりを告げる事になるとは誰が予想したでしょうか ある日の事です。私たちと一緒に住んでいる養父が酔っぱらって客人を連れて来ました。 あまりにも遅い時間なので私は眠い目をこすりながらその客人を迎えました。 その客人は全身黒服で目が吊り上がる四つん這いになってまるで犬のようなのです。 いや....それは正に犬でした。 それも獰猛な狂犬だったのです。酔っぱらった養父はそれに全く気づかずそれどころか その犬と旧交を温めようと酒を飲んでいるのです。私は思わず低い声でキャと叫んでしまいました。 私の様子に気づいた客人、いや犬はさっとわたしの所に駆け寄り私の胸元で眠る我が子を奪ったかと 思うとひとかけらも残さずパクッと一口で食べてしまったのです。 私は思わず動転して「ハル」の名を何度も叫びましたが返事は無く私の心にかつての桜が 咲く事はありませんでした。 私の桜は次の日犬の糞となって出て来ただけでした。 以上が私の体験した世にも悲惨な物語の顛末です。 私のこの気持ちをわかってくれでしょうか?ハルを失った私はこれからどうすれば良いのでしょうか?
DJオグマ わたしが思うにその養父の連れて来た狂犬というのは亡くなった貴方の養母なのではないだろうか? 環境の温暖化でお盆と間違えてきてしまった養母の霊は帰る事も出来ず犬に身体を変えて会いに来たのだろう そう思えば養父と旧交を温めることもよくわかるし赤ん坊を食べてしまったのも頷ける。 子供を産めなかったあなたの母は幼い貴方を引き取り養子にして大切に育てた。 その養母の霊が乗り移った犬が可愛い孫を愛しさのあまり口の中に入れてしまうのは充分ありえることだ。 そのあと養母は自分にも子供を産めるかも知れないと真剣に考えた事だろう。 可愛い貴方が産んだ孫を今度は自分が産むという命のリレーをやりたかったはずだ。 しかし養母の夢を叶えるには今自分が犬であるという現実があまりにも大きく立ちふさがってしまった。 結果はあなたが知っている通りだ。 今回の事で一番可哀想な思いをしたのは貴方ではなくむしろ犬になってしまった養母の方かも知れない。
わたしにはこれしか言えない アナオソロシヤ
FM999.9 「朝の夜長に洒落頭」のお便りコーナーより |
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| 世界孤独少年記 | 2008,5,28 |
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作業所には でっぷりとした オバサンが沈み いつも俺たちになにかと 指図する 自分も足が悪いくせに俺たちとは違う所にいるのだと思ってやがる お前なんて障害者になっちまえばいい 健常者と障害者の違いなんて紙切れ1枚 手帳を持っているかいないかだけだ
しかし俺たちの仕事は本当に単価が安い 水頭症のキッドが言った「原爆を作ろう」と 確かに原爆なら何処からでも買い手はつくし なにしろ単価は馬鹿高いはずだ しかし日本には平和憲法ってやつがあるから原爆を作るのをバレたら大変だ 作業所が潰れてしまったら俺たちには行く所が無い それから俺たちの勉強の日々が始まった 平和憲法を学ぶ為じゃない この国で原爆を作る正当性を見つけるかでっちあげるかする為だ
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| 万類の通訳者 | 2008,5,27 |
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僕は言葉を使って何かを形取ったり明確なものを表すよりも 言葉によってドンドン自分の本心を消して不自由になっていく方に関心があるようです。それはどうやら僕が大学時代共産党活動、学生運動に夢中なり言葉は相手を論破する為にあると思い余って散々相手も自分も傷付けてしまった体験に起因しているようなのです。言葉で形つくるより形づくられたものを言葉によって壊す事の方が心踊る行為なのです。 人間は万類の長ではなく万類の通訳者になれるのではないか。支配者ではなく仲介者になれるのではないかと夢想します。 |
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| 大沼デタラメ短歌 | 2008,5,26 |
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毛を飼い慣らす 頭髪にピンポイント 原爆は悲惨ヒサン引き算障害者の視点の物語 蛭子は作業所で生きている。
真夜中の真昼の様な刹那かな まぐわう君は放屁せむかな / 大沼の水面に揺れる我が子の目湖畔の周りは賑やかなりける/ 大沼の鏡に映るごとくあり 幼き息子を誘えし楽園/ 大沼の生き物芽を出し称えよ讃えよ ムカデ自転車喜び回る/ 癇癪女もきちがいも 集えよ洗えよ大沼の地で/ 拳作りし春の空妖怪になろうと向かうは大沼
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| 春の埋め立て地 | 2008,5,6 |
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子供達よ 俺は 春を埋めにやって来たのだ
大沼の砂嵐よ 俺はムカデになって さらに進むだろう 我が子の姿が 大沼の御嶽の中に映る光となった 俺はそれを見届け この先を進むだろう
台湾の人々が自転車の列をなし蜷局を巻いている 俺は忘れられた 百足に同情をする 神の気持ちを知っている 1羽の鳥だ その鳥が草に寝転ぶ啄木の顔に糞を落としてゆく
ああ なんたる眺め なんたるジェラシー
アイヌの唄も俺には歌えぬ そのあっけらかんとした 当たり前のわびしさよ
そのあっけらかんとした 四苦八苦よ
大沼の空は青く燃え木と木の間で手を挙げる少年 エネルギーを欲しているのか? お前の元気玉がこの地を元気づけていることを忘れるな
おれはまだまだ先を行かねばならない
月が随分低いので 俺は深く入って行った ポテトチップを食べ損なった少年にあの月をくれてやろうか なあ 函館山
一瞬の沈黙が産まれ俺は楽しく 石を蹴る
ああ この美しき大沼に俺は 夢を埋めにやって来た 美しき大沼 山に守られお返しに水面に山を映し出す
この有様 足跡を付けない様に歩く祈りの姿勢
やがて誰もが気づくのだ あの大きな石の下に何があるのか あの茂みには何がいるのか 知った後では遅いのだ
俺もそろそろ気持ちよくなって来た 明日は山と墓が一緒に雲の下に映る夢を見て 今日を眠ろう 皆さんおやすみ
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