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2006,3,11 あっという間の一ヶ月…。
2006,2,23 しばらく…

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あっという間の一ヶ月…。 2006,3,11
父は「肝臓ガン」で去年の6月下旬から入院、治療して年末には一時退院していました。

2月12日(日)容態が急変して自力では歩けない…。私と母親が肩を貸してようやく
歩ける程度ですぐ病院へ連れて行き緊急入院になりました。

13日(月)仕事を終えて病院へ駆けつけると昨日とは全然違う父親の姿が…。
腎臓の機能が低下しているらしく尿毒脳症という脳に毒が回ってしまう状態でした。
意識が無いまま丸三日間…。でも体は動いていたので少しでも回復してくれたらと祈っていました。

16日(木)祈りが届いてくれたのか奇跡的に意識が回復。
朝、即行で病院に駆けつけ父と対面…。安心して一気に涙が出てぐしゃぐしゃ。
「誰か分かる?」と聞くと「ゆり…」蚊の鳴くような声で応えてくれた。
アイスが食べたいと言うので売店に走って買って来て食べさせる。
一気に3個食べたのにはビックリしたが丸三日飲まず食わずだったからかな…。
その日は眠らずずっと話していたらしい。私は子供がいるので自宅に帰っていました。

次の日からは眠るのが怖いらしくウトウトしては目が覚める。の繰り返し。
でも2〜3日するとだんだん睡眠時間も長くなっていきました。
入院してからというものずーっと点滴で口からはお茶とアイスや氷のみを摂取していましたが
毎日点滴なので腹水も溜まって来てお腹はパンパンではちきれそうな勢いで…。

主治医の先生にはハッキリともう長くは無いと言われていましたが何だか全然信じられなくて
また元気になって退院するもんだと自分で勝手に思い込んでいました。
意識が回復してから約2週間は朝から晩まで父の傍で介護…。寝たきりなので体を拭いたり
お茶を飲ませたりとあっという間に一日が過ぎて行きました。

父がこんな状態になって初めて大人になってから手を握った。
私は可愛げのない娘で甘える事を知らず常に親に対して自分から壁を作っていました。
皮肉な事にこんな状態になってから気付くなんて…。
でも気付けただけでも良かったのだろうか。

それまで落ち着いた状態だった父が3月2日(木)の朝から呼吸が荒くなりだした。
私は仕事に出ていたのでPM2:00過ぎに病院へ着く。
今までとは違う…。とても苦しそうな呼吸。
主治医の先生に予断を許さない状態ですと言われる。何があってもおかしくないと…。
信じたくない。でも父は頑張ってくれるはずだ!自分に言い聞かせる。
夕方、先生から痛み止めのモルヒネを10ミリ入れて行きましょうと言われる。
最後の手段の様で嫌だったが父の痛みが少しでも和らぐならと母親とも話して了承した。
モルヒネを入れるとどうしても血圧が下がるらしく90〜80の辺りを上がったり下がったり…
呼吸は落ち着いて来たが意識がハッキリしない。

東京にいる妹にすぐ帰って来るよう連絡を入れたが午後7時を過ぎていたので鳥取行きの
バスにも乗れないというので大阪までのバスに取合えず乗らせて父の友達が大阪まで迎えに行ってくれるというのでお任せした。

モルヒネを入れてから呼吸は落ち着いたが血圧が低くなお予断を許さない状態。
妹が帰って来るまで頑張ってほしい。
日付が変わり3月3日(金)0時半を過ぎようとしていたので少しでも眠らせた方が良いと思い母親を横にさせた。
ずっと手を握り、さすり、少しでも意識が回復してくれたらと祈りながら父の傍で見守っていました。
そして1時になろうかという時、何だか呼吸がおかしい…。何?何?何?
ちょっと待って!呼吸がやけに浅くなって来た。ナースコールを押して、母親をたたき起こす。
ウソだ!これは夢だ!ウソだ!頭が真っ白になる。
「お父!!!!!起きな!!!」何を言ったか覚えてないが父の手を握り肩に手をまわし
揺さぶりながら叫びまくった。
ちょっと待って!何?何?この展開。何かのドラマを見ているような錯覚に陥った。
我に返るとすでに息をしていない父の姿が目の前に。
先生が聴診器で確認する。
「0時56分。御臨終です。」
何言っとるだ?まだ暖かいし…。やめてよ、冗談キツイ。
まだ55歳だで!何で?

お父…。癌の痛みから解放されたんだね。もう痛くないね。
でもなぁ、せめて妹が帰って来るまで頑張ってほしかったわ。

その後は悲しみに浸る間も無く病室を出る準備をしたり父の体を綺麗に拭いたりと
あっという間に時間は過ぎ午前2時半過ぎには葬儀屋が迎えに来たので霊安室にも行かず
そのまま葬儀場に向かいました。病院を出ると雪が降っていて辺り一面真っ白。
朝方まで降り続きました。本当ならその日が通夜だったのですが込み合っていて
4日(土)通夜、5日(日)告別式でした。
告別式はとても良い天気で送ってやる事が出来ました。

家には遺骨もあって花いっぱいの祭壇にオヤジのちょっとはにかんだ笑顔の遺影が置かれて
いて線香も立てるんだけどもどこかまだ夢の様な気分で…。
オヤジはどこか遊びに行っててその内帰って来るような感じがします。

しばらくバタバタが続くのでHPも閉鎖しようかと考えていますが何だか寂しいので
とりあえず置いておきます。放置しますが気が向いたら更新しようかな…。
こんな事を日記に書くのもどうかと思いましたが忘れてはいけないと思い書き留めておく事にしました。すいません(T^T)自己満足です;

2006.03.03 0時56分 父 永眠 55歳
   C型肝硬変による肝臓癌





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